こんばんは!
土曜の週末ってのんびり過ごせていいですよね^^
今日は読了した本の紹介をしたいと思います。
『三千円の使いかた』
原田ひ香
目次
あらすじ
一人暮らしのOL美帆(貯金30万円)、美帆の姉で既婚子持ちの真帆(貯金600万円)、二人姉妹の母で専業主婦の智子(貯金100万円弱)、祖父を亡くし一人暮らしをしている祖母の琴子(貯金1千万円)。年齢も立場も違う4人の女性。4人に振りかかるお金の問題、乗り越えかたはそれぞれに違っていて…。
感想
20代一人暮らしの美帆、結婚して家族がいる、真帆子供が独立して夫婦二人暮らしの智子、夫に先立たれ一人の老後を過ごす琴子、御厨家の人々の暮らしは別々の人の出来事として描かれているものの、女性の人生の流れをみているようで考えさせられることがたくさんありました。
歳を重ねることでお金の使いかたや貯め方、増やし方は異なってくる。
それは自分だけの生活から家族との生活に変わり、家族の人数が変化したり、歳をとることで生じる問題などに直面するから。
誰にでも起こりうる話だなぁと感じるとともに、いくつになってもお金の不安を感じる出来事は襲ってくると思うと、今できるお金の増やし方、今すべきお金の使い方を考え直さなきゃいけないなと強く感じました。
読んでいる最中は正直登場人物と一緒にすごく不安な気持ちになりました(笑)
でもそれぞれの登場人物が自分なりに問題に立ち向かい、解決していく様子を見て、読み終わった後はわたしも前向きにお金に向き合おう!と思える本でした^^
お金について考えるきっかけになるいい本だと思います。 家族だからこそ出てくる問題にも、そうそうと頷きながらあっという間に読了出来ました。
特に女性は頷ける部分が多いのでは、と思います!
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ご覧いただきありがとうございました^^