【読書記録】沈黙のパレード　東野圭吾

こんにちは！

2022年映画化決定ということで、

東野圭吾さん『沈黙のパレード』

を読みました。

沈黙のパレード（文春文庫） [ 東野圭吾 ]
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相変わらず突飛なトリックと予想外の展開で、続きが気になりあっという間に読了しました！

とても面白かったので、簡単なあらすじと感想を紹介したいと思います。

長野県菊野市にある定食屋「並木屋」。長女佐織は3年前に失踪した。ある日突然警察から連絡があり、静岡県の火災現場で佐織の遺体が発見されたという。

犯人として捕まったのは蓮沼という男。この男は23年前誘拐殺人事件の犯人として当時捜査一課に配属されたばかりの草薙に逮捕されるが、黙秘を貫き証拠不十分で不起訴となっていた。

蓮沼は佐織の殺人容疑に関しても黙秘を貫き、証拠不十分で釈放となる。どうにかして証拠を見つけようと奮闘している最中に、蓮沼は殺された。

容疑者として疑われたのは佐織を大切に思っていた、並木屋の常連の善良な市民たち。

湯川が見つけた真相とは…。

ちいさな町で起こる殺人事件。人々のつながりが強いからこそ、みんなが誰かを思い、誰かのために行動している。

殺人は許されることではないけれど、登場人物それぞれの思いや抱える背景、葛藤が丁寧に描かれていて、どの人にも感情移入しながら読むことのできる作品でした。

そして解決したと思ったところからのまさかの展開にとても驚きました…！

見事にすべてが覆されました…！

伏線回収も見事で最後まで楽しんで読むことができました。

やっぱりミステリーは面白い！

普段あまり読書しない方にも読みやすい本かと思います。おすすめです！

ご覧いただきありがとうございました^^

あわせの休日