【読書記録】硝子の塔の殺人 知念実希人
おはようございます☀
今日は読了した本の紹介をしたいと思います。
本屋大賞ノミネート作品でもある、
『硝子の塔の殺人』
知念 実希人
ミステリー愛が詰まった本格ミステリーだけど、読みやすく、でも何度も騙される、そんな1作でした!
ページ数は498pと多いですが、後半は怒涛の展開であっという間に読み進めてしまいました…!
ネタばれなしで書いていきたいと思うので、よかったら最後までご覧ください^^
目次
簡単なあらすじ
舞台はミステリフリークな大富豪が建てた全面硝子の塔。
宴に招待されたのは、刑事や霊能力者、ミステリー小説家、医者、名探偵など個性豊かな面々。
雪崩によって起きるクローズドサークル。
いかにも事件が起きそうな舞台と登場人物が用意された中で、起きる事件と名探偵が導く真相とは…。
登場人物
神津島 太郎 …館の主人
加賀見 剛 …刑事
酒泉 大樹 …料理人
一条 遊馬 …医者
碧 月夜 …名探偵
巴 円香 …メイド
夢読 水晶 …霊能力者
久流間 行進 …小説家
左京 公介 …編集者
追田 真三 …執事
感想
いやー面白かった! 予想だにしない展開にすっかり騙されました(笑)
ところどころで突っかかるような表現があるものの、読み終わるとすべての伏線が見事に回収されます…!
物語は名探偵月夜と医者の遊馬の視点で進んでいくのですが、ミステリ好きなら月夜の作りこまれた名探偵っぷりに既視感を覚えながらも楽しんで読み進めていくことができると思います。
また本書の中では謎を解明していく中で、歴代ミステリの名作の名前が出てくるので、知っている作品があると嬉しくなったり、といった楽しみ方もあります(笑)
内容を伝えすぎると楽しめなくなるため、語りつくせないのが悔しいくらい、面白い作品でした!
おすすめです✨
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ご覧いただきありがとうございました^^