こんにちは!
妊娠後期に入り、YouTubeやインスタの情報を参考に
会陰マッサージをやってみよう!
とオイルを買ってきました。
でもInstagramやYouTubeでは言葉での説明はあっても、
会陰の場所や実際の触り方が書いてないことが多いですよね…。
実際に触れてみると
「ここであってる?!」
「すっごく触りにくい…」
などなど、いろんな疑問が出てきたので、もう一度やり方や姿勢を調べてみました。
〇会陰とは?
会陰…膣と肛門の間の部分(陰裂の後縁から肛門まで)。女性は2~3cm程度です。図の〇の部分です。
〇どんな時に会陰切開するの?
通常はお産とともに会陰が伸び、赤ちゃんが出てきますが、初産で伸びが悪い場合、急いで出してあげないと赤ちゃんが危険と判断されたときなどは切開を行います。
会陰切開の実施率は産院や医師の方針により異なりますが、初産婦さんの半数以上は会陰切開を経験しているといわれています。
〇会陰切開しないとどうなるの?
お産のスピードが早い場合など会陰が十分に伸びないまま出産を行うと、会陰裂傷が起きることがあります。
会陰裂傷は、傷の深さにより1度から4度までの重症度に分類されます。
1度会陰裂傷:会陰皮膚および膣粘膜のみに限局
2度会陰裂傷:会陰筋層の裂傷を伴うが、肛門括約筋は損傷されていない。
3度会陰裂傷:肛門括約筋の断裂が認められる。
4度会陰裂傷:裂傷が肛門粘膜や直腸粘膜に及んでいる。
また会陰切開時に比べ、傷が複雑なため、縫合や治癒に時間がかかりやすいとされます。
会陰裂傷を防ぐため、必要に応じて会陰切開を行う判断をされることが多いようです。
産院によっては初産の場合は必ず会陰切開を行う方針の病院もあるようですので、あらかじめ確認しておくとよいと思います。
〇会陰切開をするメリット、デメリット
《メリット》
・傷の縫合が簡単で、治りも早く、その後の排尿障害を防ぐことができる
・赤ちゃんの頭が通りやすくなるので、赤ちゃんが産道を通る時のストレスが軽減される
《デメリット》
・縫合部の傷の痛みが続いて座るときに痛みがある
会陰切開のメリットを知ると、切開になってもしょうがないかなーとは思うものの、
産後体中が痛い中座るのまで痛いのはできれば避けたい…というのが本音です(笑)
会陰切開を避けるために産前にできることを紹介していきます。
〇会陰マッサージ
*マッサージの開始時期は34週ごろと書かれていることが多いですが、お腹の張りをきたすことがあるので、実施前に産院に確認することをお勧めします。
《準備するもの》
・オイル…粘膜は吸収が良いため、植物性で無添加のものを選ぶ。
有名なカレンドラオイルや手に入りやすい無印のスウィートアーモンドオイル、ホホバオイルなどを使用される方が多いかなと思います。
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《方法》
・お風呂上がりや入浴中など皮膚が温まっているときに行うのが効果的です。
週2~3回5分程度を目安に行うことが推奨されています。
姿勢は、椅子に片足を挙げた姿勢、椅子に座り足を広げた姿勢が行いやすいようです。
①聞き手の親指にオイルをつける。
②おしりの向きに指の腹が来るよう第1関節の深さ(3㎝程度)まで膣に入れて、会陰部の皮膚や膣の壁を少し押してみる。
まずは指1本からはじめて、慣れてきたら指の本数を増やし、膣を広げるようゆっくりと圧をかける。
〇膣内をさわるのが怖い方にお勧めの方法
・会陰周辺のマッサージやパック
コットンにオイルを浸し、膣と肛門の周囲をU字になぞるようにほぐしていきます。その後、くるくると周辺のマッサージしていきます。
マッサージをした後はパンティーライナーにコットンを広げ、会陰部にあたるようパックして一晩過ごす。
このサイトが絵や写真が多くわかりやすかったです!
初めから指を入れてのマッサージには抵抗があるので、まずは外からのマッサージやパックから始めてみようかなと思います。
産休はいったら膣内からのマッサージもはじめたい!(と意気込みだけは持っています。笑)
参考になると嬉しいです。
ご覧いただきありがとうございました^^